骨董・和装小物 japanese antiques
陶磁器
商品ナンバー:WN0196
【 コンプラ瓶 】波佐見焼
金富良社醤油瓶・JAPANSCHZOYA
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WN0196
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江戸期〜明治初期にかけて
鎖国時代の長崎出島よりオランダ東インド会社V.O.C.が
オランダやポルトガルを中心とした西洋や
東南アジア向けに酒や醤油を入れて輸出した
いわゆるコンプラ瓶と呼ばれる波佐見焼の磁器です。
三股、中尾、永尾窯で焼かれていたとされています。
こちらはJAPANSCHZOYA(ヤパンセ・ソヤ/日本の醤油)と呉須で書かれた所謂醤油瓶。
「C.P.D」とはポルトガル語のコンプラドールの略で仲買人という意味、
この表記は日本最初の商標記載とされています。
後ろ側にはコンプラドール他「長崎金富良商店」の商標も書かれておりますので、
「安政5ヵ国条約」直後、横浜、長崎、箱館が開港し貿易自由化された1859(安政6)年頃のモノ。

また、横文字の染付という意味でも日本で最初期になり、
ヨーロッパをはじめとして、いつの時代も骨董好きの中では高価で取引されているモノ。

美食家で知られるルイ14世が、この波佐見焼に入った醤油をよく宮廷料理のかくし味として用い
大いに自慢していたとか、
19世紀ロシア文学を代表する文豪レフ・トルストイがこの瓶を一輪挿しとして愛用していたとか、
常に人々から愛されてきたコンプラ瓶。

国内では南欧などの骨董商がたまに所持しているのを里帰りさせているパターンが多いですが、
こちらは桐の共箱の付いた(大正〜昭和初期頃の方が贈答用に制作したと推測される)国内にあった珍しいもので、状態も良く風格漂う逸品。
箱書き表面に「波佐見焼」「阿蘭陀貿易品」「金富良社醤油瓶」
そして裏面には 「贈」と送り主の名前が墨書きされています。

因みにこのコンプラ瓶、過去に<なんでも鑑定団>で紹介されていたようです。
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サイズ:W8cm*H16.5cm