祝世界遺産登録!
ということで富士山の絵皿をご紹介。
雄大な富士山をバックに満開の桜が咲く構図が素晴らしいこの絵皿ですが、
面白いのはこれを制作したのが当時の鉄道省だという事。
裏面には
THE 2600TH ANNIVERSARY OF JAPAN
BOARD OF TOURIST INDUSTRY
JAPANESE GOVERNMENT RAILWAYS
日本陶器会社
RC ヤジロベー印
とあり、バックスタンプから1912年〜1940年の製造とわかります。
2600Thアニバーサリーというのが分からなかったのですが、
この時代の中であてはまることと言えば
1920年5月15日に発足した鐡道省の2600日後(約7年後)の
1927年(昭和2年)に制作したものではないかと推測します。
*何か他にご存知の方おられましたら是非お伝えください。
裏面には2点穴があけてあり、ワイヤーを通して壁に飾る事が出来ます。
由来はともかく、絵皿として富士山と桜という素晴らしい作品ですね。
光にさらすと見込み部分円形に水痕がうっすらとあります。
その他数本薄い傷アリ、アンティークをご理解ください。
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サイズ:D25