めまぐるしく変わる丸の内〜大手町周辺。
戦後高度成長期に次々と建てられた昭和の”ビルヂング”もいよいよ建て替え時期。
1976年、皇居の直ぐ脇に立てられた三井物産本社ビル。
地上24階、地下4階の高層ビルで毎年カルガモのお引越しでニュースになる所でしたね。
時代の流れで再開発となり、わずか40年足らずで現在解体作業中です。
こちらは竣工日より前、1976年の7月1日付の「MITSUI & CO LTD」というプレートの入った
おそらく銅版にエッチングの様な技法で描かれた精密なビルの全容の竣工記念品。
ベロアの台紙とアルミのフレームに入っています。銅板自体は板に張り付けられており、裏は確認できません。
おそらく和気清麻呂像辺りからお堀と内堀通りを挟んだ景色。
となりの東京消防庁本部庁舎や手前にそびえ立つ排気塔などもまだありません。
現在の景色と比べると、まだのんびりとしている気がしますね、柳も背が低く感じます。
空には細かく鳥の群れが描かれていたり、雲の感じや水面も精巧に描かれています。
もう見れなくなってしまった景色、資料としても貴重な一枚。
三井を引退された方、施工に関わった方などへのプレゼントとしても良いですね。
なかなか希少なアイテムです。
銅板自体はきれいですが、ベロア部分、経年のヨゴレやシミあります。フレームにもスレあり。
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Cランク●
紛失等補償が無くてもよろしければ定形外発送も可能です。
サイズ:額W44.5cm*H37cm