アールデコ期のオールドバカラ。
アシッドエッチング技法による薔薇の装飾は、
奥深く繊細な世界感を醸し出しています。
デザインはアールデコの時代、バカラで数々の名作を生んだ新鋭デザイナー、
「 Georges Chevalier / ジョルジュ・シュバリエ（１８９４−１９８７）」
1925年パリ万博では、バカラとクリストフル共同のパビリオンの内外装飾デザインを担当。
その後はバカラを代表するなくてはならない存在に。

こちらは彼がそのパリ万博の数年後に発表された

「Fontenay/フォントネイ」のワイングラスです。

ただただ美しいデザインですね。
勿論手触り、口当たりも惚れ惚れしてしまいます。
シャンパンなど泡の出るタイプでは、さぞ幻想的な世界になる事でしょう。
赤やロゼではエッチングのバラが浮き立つ事でしょう。
本当に素敵なワイングラスです。

1930年代頃〜1936年
裏に刻印を入れていない時期です。
スレカケの無いミントコンディション。

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サイズ：口径6.3ｃｍ＊Ｈ8.4ｃｍ